2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

桐野夏生、『メタボラ』

メタボラ作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (79件) を見る 桐野夏生氏の新刊。朝日新聞で2005年11月28日から2006年12月21日まで連載されたものの単行本化です。 とりあえず…

社会保険庁について

朝日新聞社説 - 社保庁改革―8割徴収ができるのか 民主党の歳入庁案には問題点があって、まず揚げ足取り的な指摘からするなら、 歳入庁という名前なのに給付業務も担当するのはおかしいんじゃないか という点。ただこれについては、もしかすると諸外国でもそ…

書類書き

学会に出席するための書類を書いています。面倒くさくて死にそうです。デモ仕事ダト思ッテ書ク。 それはともかく、出張先での宿泊費と日当が強制的についてくるらしいです。今回の学会は京都で行われるので、私の場合は宿泊先は両親が住む実家になります。そ…

ライトノベル作家スレッド

ブログちゃんねる:ライトノベル作家だけど質問ある? 面白いスレッドでした。やはりヘタレ化は加速するのか…。 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/20(日) 03:42:40.78 id:mzPSJEkz0 もう一つ気になったから聞いてみる 文章の個…

「cf.」は「参照せよ」ではない?

先日友人と「cf.」という略号の使い方について話しました。いまちょうど手元にあるThe Oxford Style Manual (Oxford, 2003), 659には、次のように書かれています。 cf. calf, confer ('compare' not 'see') (not ital.) 「cf.」という略号は、「見よ」ではな…

引用箇所の確定作業

午後はゼミの準備のために、ナジアンゾスのグレゴリオスの作品が収録されているPatrologia Graeca第35巻、第36巻をひたすら読む。索引やらラテン語訳やらに書かれている細かい文字を4時間ほど見ていたら、しまいには目が痛くなってきた。

グノーシス

おお、finalventさんが、KRNさんの本に言及している。これできっと何冊か売れる(はず)。 それとあと一つ聖書の知識 - finalventの日記 グノーシス (講談社選書メチエ)作者: 筒井賢治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/09メディア: 単行本(ソフト…

パラケルススに関する論文

菊地原洋平、「パラケルススの物質観―四元素と三原基の構造関係について―」、『科学史研究』、40 (2001)、24-33。 表題どおりパラケルスス思想における四元素と三原基の関係について論じたもの。この2組の構成要素の関係を理解するために、事物の発生と成長…

ベークマンについての論文

本間栄男、「イサーク・ベークマンと"自然学的・数学的哲学”」、『科学史研究』、II, 33 (1994), 76-84. また、物体の下へ動く原因をベークマンはかなり初期から粒子論的に考えている。 重い物体が下へ動く原因は上の部分にある微細物体が上から一様に下に向…

プルタルコス、『英雄伝』の新訳が出る模様

西洋古典叢書の第IV期は、プルタルコスの『英雄伝』の新訳からはじまるのですね。本間さんのサイトによると、6月発売予定らしいです。 すでに2つ訳がある(全訳と抄訳)のに、再び一から訳しなおすとは…。西洋古典叢書で『モラリア』と『英雄伝』をそろえて…

日本学術振興会(学振)に提出する申請書について - 人文科学

ここ何日かのあいだ、修士2年生の人が日本学術振興会(学振)に提出する申請書について、多少コメントをしています。とはいえ私が見せてもらっているのは2人分の書類だけですし、その2人にしても、専門分野が異なるのでたいしたことはできていません。なによ…

はしか流行

首都圏を中心に流行の兆しをみせているはしか、私が所属している大学でも6人の発症がすでに確認されているそうです。大学が休講になるのは学生にとってうれしいけど、その原因が感染症の流行では…。 ちなみにはしかは英語で measless というようです。ラテン…

ルネサンス哲学

哲学の歴史〈第4巻〉ルネサンス 15‐16世紀作者: 伊藤博明出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見る 発売されました。近いうちに買います。ちなみにアマゾンでの評価は辛口です。 …

リウィウス翻訳 その2

リウィウスの全訳、Webcatで調べたところ、愛知教育大学が全巻所蔵していることが分かりました。 Webcat = 『ローマ史』/ ティトゥス・リヴィウス 訳者の北村氏が同大学におられるのですね。

ニコラス・ヒルについて その2

id:Freitagさんのご指摘を受けて、ヒルを研究しているという Plastina さんについてすこし調べました。この人の業績については、 Plastina, S. Pubblicazioni にまとめられています。ここによると、 Plastina S. , " "Philosophia lucis proles verissima es…

リ、リウィウスの全訳??

prokoptonさんの日記に驚愕の記述が。 リウィウスの日本語訳 - ΑΤΑΚΤΑ ところで今私の手許には、研究室を引き継ぐときに訳者の友人だという前任者の方から譲り受けた、リウィウスの全訳(!)がある。 ティトゥス・リヴィウス/北村良和訳『ローマ史』第一冊…

ルネサンスにおける大プリニウス

清瀬卓賀氏が『京都外国語大学研究論叢』で、「ルネサンスにおける大プリニウス」という論考を計17本書いています。論文というより翻訳ですかね。中身は未見です。 各論考の表題を紹介すると長くなるので、気になる人は CiNii Articles - 日本の論文をさがす…

ようやく復旧

最終的にはNTTに工事までしてもらって、ようやくネット環境が回復しました。

殺害された女性は、「Yazidi地区」ではなく「Yazidi教徒」

痛いニュース - 駆け落ちした17歳クルド人少女、兄弟や親族にリンチ殺害される→殺害映像がインターネット上のサイトに掲載 ムスリムの男性と駆け落ちしたことについてとがめられ、17歳の少女の殺害される携帯電話で撮影された動画がインターネット上のサイト…