- 作者: 中川純男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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12世紀から13世紀にかけての哲学の展開をアリストテレスの受容を軸に論じる論考です。大学の成立、托鉢修道会、翻訳運動、アリストテレス哲学とキリスト教教義の矛盾、哲学と神学のあいだの緊張といったことがらが簡潔に記述されている。同じシリーズに収録された次の論考と合わせて読むことで、中世の学問への基本的な理解をえることができます。
- 作者: 中央公論新社編集部
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/08/01
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大学制度、ペトルス・ロンバルドゥス『命題集』の重要性、1277年の断罪の意義、後期スコラ学の分析的言語が実に手際よく解説されています。