The Epicurean Tradition

The Epicurean Tradition

　読み終わりました。ええ、これよく書けてますよ。エピクロス本人から、ローマ、キリスト教、中世、そして近代（17世紀までですね、主に）と時代順にエピクロスの哲学がどのように受容されてきたかを丁寧に追っています。
　もっとちゃんとした感想は近いうちに書きますけど、エピクロス派に興味がある人は一度は目を通しておくべき本だと思います。

次は

Gassendi's Ethics: Freedom in a Mechanistic Universe

を読もうと思います。雑誌の書評では酷評されていましたがどうでしょう。でも、ガッサンディの倫理について扱っている本ってたぶんこれしかないんですよね。