2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

高校の履修不足問題は、世界史の必修化が契機となって側面があるようです。そういえば世界史は必修科目でした。 世界史が必修となっていることについては、むしろ日本史を必修にするべきだといった意見もあるようです(自国の歴史を知らずに他国の歴史が学べ…

わが闘争

ガジラという演劇企画集団が企画している『わが闘争』という演劇を見てきました。お話しとしては、とある村で起こった殺人事件について、その関係者3人に刑事たちが事情聴取していく様を描いています。そしてその事情聴取の過程で、過去の記憶と現在の状況が…

ひらいさんがパリの会議を終えて帰宅されたようです。いつもながらお疲れさまです 体調があまり優れませんが、薬でだましつつ先行研究の整理をしています。 友人からへんてこなメールが…。 「カリス・クガプサマ」になってますけんども。。。 痛いニュース経…

レトリック

本間さんのサイトでしったのですけど、本格的なレトリック事典が発売されるようです。佐藤信夫、佐々木健一〔編〕、『レトリック事典』、大修館書店、2006年。6500円。 値段は少し自信がありません。生協のチラシにはこの定価で書いてありました*1。同じ時期…

食事会をしたよ

勉強会のあと大学一、二年のころの友人と食事会。驚いたのはみんなお酒を飲む飲む。環境省と三井住友銀行に就職した人がとにかくがぶがぶ飲んでいました。まあ、そういえば彼らは昔からああだったかもしれない。僕は酒とタバコと運動はやらないと勝手に決め…

2本ほど論文を読んだら一日が終わってしまった(涙)。Bailey, C. (1928) The Greek Atomists and Epicurus. Oxford.をはじめて手に取りました。英語はとても読みやすいです。

クスクス

「クスクスを食べたいという強い意志を持った人間」という記述を某日記で見て麦茶をふき出してしまいました(笑)。クスクス食べたことないなぁ。Wikipediaの項目がやけに充実していますが・・・。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AF…

スタンフォード哲学百科事典

http://plato.stanford.edu/entries/gassendi/ ガッサンディの項目。執筆者は Saul Fisher さんです。全部読んだわけではありませんが、ガッサンディを研究することの意義が、「現代の経験主義の夜明け、機械論的哲学、現代哲学と古代、中世哲学との関係」を…

いじめ

福岡県の中学2年生が自殺した問題で、自殺した男子生徒は自殺当日トイレでズボンを少しずり下ろされるいじめを受けていたようです。このズボンを脱がすというのは、僕が通っていた中学でも行われていました。もっとも時期的には中学2年生の時はなく、中学1年…

ガレノスの索引

http://www.amazon.de/INDEX-GALENICUS-Wortformenindex-Schriften-Galens/dp/3927522090/sr=1-2/qid=1160891491/ref=sr_1_2/302-7285336-3556026?ie=UTF8&s=books残念ながら日本の図書館にはないようです。今ならたったの200ユーロ!近くに図書館に入れても…

ステノ、キルヒャー、ガッサンディ

ひらいさんのサイトでも紹介されていた、山田氏による新作論文を、僕も送っていただきました。山田さんありがとうございます m(_ _)m。Yamada, T. (2006) ``Kircher and Steno on the `Geocosm', with a Reassessment of the Role of Gassendi's Works'' in …

プラトン 『ティマイオス』

プラトン『ティマイオス』の影響史に関する次のような論集が2003年に出ているようです。いちおう目次を掲げておきます。 『文化的イコンとしてのプラトンの「ティマイオス」』 Reydams-Schils, G. J. (2003), Plato's Timaeus as Cultural Icon. Notre Dame.…

フィロロギカ

id:prokoptonさんのサイトにも掲載されていますが、今週の土曜日(14日)にICUでフィロロギカ(古典文献学の研究会)が開催されます。発表題目はprokoptonさんのサイトにあるものを見てください。http://d.hatena.ne.jp/prokopton/20061012/p1 この研究会も…

アリストテレス

Aristotle: Metaphysics (Clarendon Aristotle Series)作者: Stephen Makin出版社/メーカー: Oxford University Press, U.S.A.発売日: 2006/11/09メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る 以前id:prokoptonさんが紹介され…

プルタルコス『モラリア』 日本語訳情報

京都大学学術出版会の「西洋古典叢書」シリーズに入っている、プルタルコス『モラリア』の翻訳状況をまとめていきます。(建設中) モラリア2 「いかに敵から利益を得るか De capienda ex inimicis utilitate」 「多くの友を持つことについて De amicorum mu…

天文学史

Rabin, S. J. (2005) ``Was Kepler's species immateriata substantial?'' Journal for the History of Astronomy 36: 49--56. どうもこの論文は一箇所本格的に誤読をしているように思われる。距離にしたがって駆動力が弱まるというのと、駆動力が距離に関わ…

キケローの弁論

Kaster, R. A. (2006) Cicero: Speech on Behalf of Publius Sestius. Oxford. Cicero: Speech on Behalf of Publius Sestius (Clarendon Ancient History Series)作者: Publius Sestius,Robert A. Kaster出版社/メーカー: Oxford University Press, U.S.A.…

高津春繁 『ギリシア語文法』 復刊

ぼけっとしている間に某国が実験を…。 それはともかく高津春繁の『ギリシア語文法』が復刊の運びとなったようです(岩波書店の紹介はここ)。1万円近くしますけど、中古市場ではどういうわけがとてつもない高値がついているので、それほど高く見えません…。…

ガイダンス

学科の新入生ガイダンスに出たところ、僕がいたころとはうって変わって非常に充実していました。やっぱり人文系の学部だって、ちゃんと企業就職のためのサポート体制は整えておくべきだと思います。学問に一生を捧げるんだから俗世のことは感知しないとか言…