2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カトゥッルス

カトゥッルスの日本語訳リストをつくってみました。見栄えはぜんぜんよくないですけど・・・。けっこうたくさんありますが、すべて中山恒夫氏のものです。http://www.geocities.jp/mitakaryo/translations-of-catullus.htm カトゥッルスって誰だよ?という話に…

『名婦の書簡』 17 ヘレナからパリスへ

http://www.geocities.jp/mitakaryo/ovidius-heroides-17.htm とりあえず暫定訳ができました。これをマスターのところに持っていって叩きなおしてもらいます(ぶるぶる)。

歴史とは何か

歴史とは何か (岩波新書)作者: E.H.カー,E.H. Carr,清水幾太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1962/03/20メディア: 新書購入: 14人 クリック: 227回この商品を含むブログ (123件) を見る いかにも大学一年生が読みそうな本で、僕も大学一年生のときに読み…

オウィディウス

あさってまでにオウィディウスの詩を一つ訳して、ラテン語の師匠(マスター)であるYさんのところにもっていかないと、命が危なさそうなのでがんばって訳しました・・・。lude sed occulte! (不倫もいいけど隠れてね!)だ、そうです。

文学史

Otto, Walter / Bengtson, Hermann / Müller, Iwan von Handbuch der Lateinischen Literatur der Antike Die Literatur des Umbruchs. Von der römischen zur christlichen Literatur. 117-283 n. Chr.近所の古本屋で3000円だったので買ってきました。ラテ…

文法書

ラテン語の標準的な文法書を、アマゾンや紀伊国屋で買うことができるようです。最近復刊されているのですね。R. Kuhner, rev. C. Stegmann, Ausfuhrliche Grammatik der lateinischen Sprache: Satzlehre 2vols. Hannover 1912-14.紀伊国屋 http://bookweb.k…

『意味がなければスイングはない』

意味がなければスイングはない作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/11/25メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 194回この商品を含むブログ (197件) を見る こんな本が出ていたので読んでみました。内容的にはジャズやクラシックやロックに…

ウェルギリウスと視覚理論

先日、蒸気と熱の関係が話題になっていました。ウェルギリウスを読んでいて、視覚理論と哲学の関係を示唆する箇所があったので紹介しておきます。ラテン詩と哲学との接点ですね。 『アエネーイス』6歌204行目に「黄金の風auri aura」という表現があります。…

ウェルギリウス

6歌読み終わらない・・・。hoc opus, hic labor est...(これは大仕事)

新刊・復刊紹介

12月の岩波書店。ピーター・サルウェイ著 南川高志訳・解説『古代のイギリス』1575円. イギリス史はローマ帝国によるブリテン島支配の時代に始まり、ローマの遺跡も数多い。考古学の成果も織り込み五百年に及んだ歴史を追う。訳者による懇切な遺跡案内を付載…

哲学史

現代の哲学―西洋哲学史二千六百年の視野より作者: 渡邊二郎,哲学史研究会出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (4件) を見る すごいタイトルの本が出ました。「西洋哲学2600年の視野より」とは半端で…

復刊

文庫の復刊としてめぼしいのは物の本質について (岩波文庫 青 605-1)作者: ルクレーティウス,樋口勝彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/08/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (12件) を見るノヴム・オルガヌム―新機関 (岩…

新刊紹介2

ルネサンス (ヨーロッパ史入門)作者: ピーター・バーク,亀長洋子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る 伝統的なブルクハルト的ルネサンス理解はもはや歴…

岩波書店 新刊紹介1

岩波書店 旧約聖書を,現代の関心から読み直す.聖書学の最新の成果を踏まえ,豊饒な旧約世界に,さらなる発見と解釈上の新たな視野を加える.岩波版旧約の各文書の担当者が,新訳のポイントを解説しつつ,その試みが伝統的な理解のうちの何を揺るがし,どの…

古代における水蒸気について

ラテン語徒然の方に書いたコメントをこちらにも転載しておきます。誰か詳しい人がいれば・・・。>この独特の因果関係は,古代哲学ならではという感じですね. この点についてちょっと調べてきました。詩的とはかけはなれた散文的な文章ばかり引用していますが…

産経ニュース

そういえば、防衛庁を省に格上げするのは自民党の政権公約でした。防衛大臣っていうのができるのか・・・。

産経ニュース

政府系金融機関の問題や、医療制度改革の問題ではまったく表に出てこないのに、こういう発言では目立つ人です。 ただ、韓国や中国に行って、靖国問題で相手側の主張に同意してくることが、民主党の支持率のプラスにつながるのかどうか。どうもこの政党は方向…

Why the United States Should Look to Japan for Better Schools - The New York Times

教員の育成方法について、アメリカは日本を見習うべきだと書いてあります。日本で行われているlessen studyというのが高く評価されています。これ日本語では授業研究というそうですね。Lesson Study/今、なぜ授業研究か―算数授業の再構築作者: 橋本吉彦,池田…

ひさしぶりにカールを食べています。おいしいです。

日本語訳リスト

作ってみました。 ↓です。http://www.geocities.jp/mitakaryo/classicalsources/translations-of-ovid.html

ヘレニズム哲学

The Cambridge History of Hellenistic Philosophy作者: Keimpe Algra,Jonathan Barnes,Jaap Mansfeld,Malcolm Schofield出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2005/11/10メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) …

のにんにく歌

http://litterae.blog8.fc2.com/blog-entry-216.html 待望のにんにく歌をメレアグロスさんが訳してくれました!しかもトラックバックにも成功(涙)。みなさんもにんにくには注意しましょう(?)。〔訳に関するコメントは「ラテン語徒然」の方に移しました…

『アエネーイス』

やっと5歌が終わった・・・。長すぎ。 次の6歌はいろいろと悪名高い上に、明らかに本文より難解な泣く子も卒倒する注釈書があったりして・・・。

日本語訳リスト

加えてみました。 http://www.geocities.jp/mitakaryo/classicalsources/translations-of-horace.htm

『抗うつ薬の功罪』

抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟作者: デイヴィッドヒーリー,田島治,David Healy,谷垣暁美出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/08/04メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 209回この商品を含むブログ (25件) を見るこれが読みたいです。でも図書館にな…

『アエネーイス』を最後まで読もう計画2

運動会(5歌)も読みはじめてみるとけっこう面白いですねぇ。→5歌終わりませんでした(涙)。船が走ったり衝突したりしている箇所は簡単なんです。でも神話が出てくるとこれはもうさっぱり・・・。しかもこいつ一歌が長いんですよ。

おかえりなさーい

id:kamo_negitoroさんが帰ってきました!思わず「晩秋の地底を行く」でグーグル検索してしまったことは秘密です。

さらに。。。

頼まれてもいないホームページを作っているあいだにこんな時間に・・・。

医療制度改革

役所のいい加減な計算についてコメントしているうちにこんな時間になってしまいました。。。

ホラティウス続き

なんと!メレアグロスさんがホラティウス『エポーディー』の全訳を計画しているようです*1。ええ、この『エポーディー』って有名ですけど、日本語訳がないんですよね。いや、まあ鈴木一郎氏によるものがありますけど、あれは不正確すぎるので数に入れないと…