2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今日の記事は、オスト・ヘッコム(ost_heckom)さんによる▼りんごの皮やチョウやトンボが子どもに正義感や道徳観をもたらす - blog::青年の発達と未来を考えるという記事に触発されて書いたものです。 オスト・ヘッコムさんによる記事を読むと、ゆとり教育を…
イマヌエル・カント(1724-1804)の「『啓蒙とは何か?』という問いへの答え」(1784)は以下のように始まります。 啓蒙とは人間が自ら招いた未成年状態から抜け出ることである。未成年状態とは、他人の指導なしには自分の悟性を用いる能力がないことである…
昨日(2月21日)の衆議院厚生労働委員会で、山井和則議員(民主党)の質問に厚生労働省側が答弁できなくなりました。すったもんだの末に議事進行をつかさどる時計が止まり、それにともなって速記も止まります。最終的には次回まで答弁を延期させてくださいと…
(以下は『サブカルチャー神話解体』が文庫化されたので少し:その1の続きです。) 先日、『サブカルチャー神話解体』は、独特な理論的前提の上に立つために、読者を遠ざけている可能性があると書きました。でも、内容のとっつきにくさから敬遠してしまうに…
下北沢の劇場、「ザ・スズナリ」で「セルロイド」という題名のお芝居を見てきました。このお芝居は、演劇企画集団THEガジラという団体によって行われているものです。私は昨年末に同グループの企画した「わが闘争」というお芝居を見ていたので、今回は2回目…
ローマの喜劇作家プラウトゥス(前254頃-184)、およびテレンティウス(前190年頃-159)の作品名、邦題、邦訳収録巻(or上演年)を表にまとめました。当然ながら当たり前のことしか書いていません。でも、この2人の邦題一覧がどうもウェブ上にはないようなの…
表現者 2007年 03月号 - 荻上式BLOG 『表現者 2007年 03月号』にて、 西部邁×宮台真司×寺脇研×八木秀次の座談会「国体なき教育改革とは何か」が載っていたので立ち読み。 とにかくリズム感のある対話だった。「教育基本法改正」の批判からはじまって教育思想…
増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 (ちくま文庫)作者: 宮台真司,石原英樹,大塚明子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 75回この商品を含むブログ (100件) を見る 単行本版発売か…
集めてみました。 大学で高校レベルの理科をどのように教育するかについて 「高校生を大学生にする」リメディアルって、前向きなんだ! - つつい・めでぃあ 学力の問題と教育制度の問題について(上で紹介した耳塚氏らの意見とも通じるものがあります) 単純…
先日、本田由紀「教育再生会議を批判する」をめぐって:学力は低下しているのか?という記事を掲載したところ、多くの方が当ブログを訪問してくれました。 とはいえ、たくさんの人に見てもらえたのはよかったのですが、実際の内容は本田由紀氏の議論を一方的…
http://sslvpn.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ 東京大学教育用計算機システムのアカウントを持っていると、学外から Felix と Web of science を使うことができるようになりました。図書館入り口に告知が出ていたのですが、昨日までまったく気がつきませんでした (…
2007年2月2日(金) 午後10時〜10時49分 総合テレビ NHKスペシャル 645年に起きた古代史最大の事件「大化改新」。『日本書紀』によれば、天皇を脅かす権勢を誇り、改革の障害となっていた蘇我入鹿に対する中大兄皇子や中臣鎌足のクーデターとされている。し…