2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
バルログに財布をすられる夢を見ました。なんというスピード。あれに追いつくのは間違いなく不可能。 バルログはスペインにいますけど、スペインの対岸のアフリカにはかつてアウグスティヌスが住んでいました。 というわけで、アウグスティヌス、『神の国』…
ニコニコ動画のマイリスト登録ランキングに違和感を覚えました(29日午前8時50分くらい確認)。 第9位 創価学会・公明党の実態 マイリスト 69 第10位 亀井静香、創価学会批判! マイリスト 69 第11位 いいじゃないですか、宗教は「自由」で。 マイリスト 68 …
Fritz-Peter Hager, Gott und das Böse im antiken Platonismus (Amsterdam: Rodopi, 1987). 先日読んだシュタイナーのものよりも80年近くあとに出版された本なのに、ドイツ語としてはシュタイナーの方が読みやすいという…。
id:Freitagさんの読み原稿が完成しました。 アダムさんの論評がアップされています。 Adam's Blog - 不細工なスイングには意味がない ただ私にはまだ結論部分がどたばたしているように感じられます。ウァロの哲学の重要性がうまく強調できていないと思うので…
午前中はid:Freitagさんの英語を訂正する作業をしていました。訂正というよりも私の思いつきを書きつらねているだけで、かえって改悪になっている可能性も高いです。 こういう作業をしていると、「clear, straight, and plainspoken」な英語を書くのは本当に…
キケロー、『哲学 5 - トゥスクルム荘対談集』、「キケロー選集 12」、木村健治、岩谷智訳、岩波書店、2002年。
http://www.chosunonline.com/article/20071125000005 これは面白そうな試みです。「類」に「群れ」という訳語をあてることには問題があると思いますけど。今度韓国から来る知り合いに一冊買ってきてもらおうかな。 日本でも長谷川宏氏がヘーゲルの著作を訳…
論文を書くための下準備として、各部分の議論の要点を抜き出して、それをもとに論文の構成を考える作業をしています。経験則上、この作業に労力をつぎ込まないで論文を書きはじめてしまうと、論の運びがうまく行かなくなり最後には議論が空中分解することが…
『セネカの神義論』 Hermann Steiner, Theodizee bei Seneca (Erlangen: Jacob, 1914). 読みました。80ページ程度の小さな著作で、摂理に関するセネカの発言が集められ要約されています。特に興味深いことが書かれているわけではないです。その意味ではやや…
「17世紀の物質と顕微鏡」 Christoph Lüthy, "Matter and Microscopes in the 17th Century" (Ph.D. diss., Harvard University, 1995). 言わずと知れたリュシー氏の博士論文。700ページ近くあります。 「セバスティアン・バッソンの思想と状況」 Christoph …
『キケロの人文主義の研究』 Pierre Boyance, Études sur l'humanisme cicéronien (Bruxelles: Latomus, 1970), 197-352. Francis X. Gokey, The Terminology for the Devil and Evil Spirits in the Apostolic Fathers (New York: AMS Press, 1981). ギリシ…
「人間とダイモン:ダイモンは人間の人生に影響を及ぼすのか」 Karin Alt, "Man and Daimones: Do the Daimones Influence Man's Life?", in The Philosopher and Society in Late Antiquity: Essays in Honour of Peter Brown, ed. Andrew Smith (Swansea: …
『ギリシア哲学における質料の問題』 Clemens Baeumker, Das Problem der Materie in der griechischen Philosophie: eine historisch-kritische Untersuchung (Münster, 1890; repr., Minerva: Frankfurt am Main, 1963). BaeumkerはAvicebronの著作の校訂…
FolderShareというソフトウェアを使ってファイルを同期、共有する試みをはじめました。たまたまスカイプ上にいたアダムさんに協力してもらって実験したところ、うまく同期、共有することができました。ありがとうございます>アダムさん。 まだ使い始めたば…
The Cambridge History of Hellenistic Philosophy作者: Keimpe Algra,Jonathan Barnes,Jaap Mansfeld,Malcolm Schofield出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2005/11/10メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) …
今日は朝から晩まで友人の論文を読んだり、発表を聞いたりしていました。高い水準で研究している人と議論するのは楽しいですけど、その分体力の消耗も激しいです。
試験的に使ってみようという人募集中です。 Private and Public Cloud file sync and share ここからダウンロード可能です。 まずはid:narrensteinさんをお誘いしましました。→使い方がよく分かりません。うーむ。
基本資料 あまりにも多いので、以下では私の興味関心に合致するものだけ挙げていきます。 マルクス・アウレリウス 『自省録』 2.13, 2.17, 3.3, 3.4.4, 3.6.2-3, 3.7.2, 3.12, 3.16.3, ギリシア、ローマ 『改宗 - アレキサンダー大王からヒッポのアウグステ…
P2Pを使った少人数ファイル共有·PowerFolder MOONGIFT 使えるかも。
文学作品を扱った論文の草稿中で「女の時間」という概念が用いられていました。この概念はジュリア・クリステヴァという人が提唱したものだそうです。その定義は以下のとおり。 時間に関しては、女の主観性は文明の歴史によって知られている時間の幾多の形式…
ストア派のダイモン論についてのメモです。 それははたして、大きな家においては全体はよく治められていてもいくらかのもみ殻や若干の麦粒がこぼれているように、何かがなおざりにされていることによるのか、それともこのような場合には下級のダイモーンが割…
今週の注目新刊(第123回:07年11月11日) : ウラゲツ☆ブログ エネアデス(抄) (I・II) プロティノス:著 田中美知太郎+水地宗明+田之頭安彦:訳 中公クラシックス 07年11月 各1,628円 ISBN978-4-12-160099-8/978-4-12-160100-1 ※投げ込みの読者アンケ…
『紀元後2世紀のギリシア護教家たちにおける悪霊の働き』 Heinrich Wey, Die Funktionen der bösen Geister bei den griechischen Apologeten des zweiten Jahrhunderts nach Christus (Wintermur: Keller, 1957). http://www.amazon.de/Funktionen-griechis…
この3年くらいずっと斜塔堂さんに読んでもらいたかった論文を今日になってようやく送ることができました。その論文とは次のものです。 柳澤建太郎、「注釈の方法としての『トポス論』 - 文学的類型とそれに付随する諸要素」、修士学位論文、東京大学、2000年…
『デミウルゴスと摂理 - プラトン「ティマイオス」のストア主義的読解とプラトン主義的読解』 Gretchen Reydams-Schils, Demiurge and Providence: Stoic and Platonist Readings of Plato's Timaeus (Turnhout: Brepols, 1999). 以前prokoptonさんからスト…
宇宙の大燃焼理論について調べています。以前作った 宇宙の大燃焼について - オシテオサレテ にぼちぼち手を加えていっているので興味がある人はどうぞ。
「初期ストア派自然学での神と質料」 Bethia S. Currie,“God and Matter in Early Stoic Physics” (Ph.D. diss., New School for Social Research, 1971). 読みました。いろいろと勉強になります。宇宙の発生論や大燃焼論についても詳しく書いてあります。 …
Boyancé, Pierre. “La religion astrale de Platon à Cicéron”, Revue des études grecques 65 (1952): 312-350. Boyancé, Pierre. “Sur la théologie de Varron”, Revue des études anciennes, 57 (1955), pp. 57-84 (repr. in Études sur la religion roma…
友達からプレゼントをもらいました。ずしんと重い箱に入っています。何かなと思ってあけてみたら、「北国からの贈り物。オリゴ酸含有液状甘味料。ビートオリゴ。300g×6本入り」だった。 けっこうな大きさの液状甘味料が6本入っていました。指の大きさと比較…
History, Medicine, and the Traditions of Renaissance Learning (Cultures of Knowledge in the Early Modern World)作者: Nancy G. Siraisi出版社/メーカー: Univ of Michigan Pr発売日: 2007/11/05メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (5件) を…