報道ステーション

 村上氏が出演していたので、別にこの問題に取り立てて興味があるわけではないのですが見ていました。
 村上氏に関してはうさんくさい人なのかな、と勝手に偏見を持っていたのですが、話していることには筋が通っています。
 TBSという会社は、もう株式を上場せずとも資金調達もできるし、人材の確保もできるのだから、上場を廃止するという選択肢も十分ありえた、というのは本当にその通りだと思うのですが、どうなのでしょう。
 僕には、現在テレビ局が上場していることに、どのようなメリットがあるのかよく理解できません。上場を廃止しようと思えば、自分で株を買い集めなければならないので、お金がかかるというのは理解できます。しかし、それを上回るリスクを負っているような気がしてなりません。
 TBSが自社の株価を下げようと努力している時は、値段を下げた上で自分で買い占めようとしているのかと思いましたが、そうでもなかったようです。

 ところで、以前のフジテレビの件でもそうでしたが、メディアが買収されるという話は非常に注目を集めます。これはメディアというものが社会的にどう認知されているか、ということの反映なのでしょうか。株をするということが一般的な行為になりつつある状況も、注目を集める要因の一つだとは思いますが。