id:kamo_negitoroさんが、第2外国語に関して書いていたので、関連する話題を。
先日紹介した
The Cambridge History of Philosophy 1870?1945
- 作者: Thomas Baldwin
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: ハードカバー
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そしてこれまた先日紹介したMichael Beaneyによる書評のタイトルは「ドイツ哲学の隆盛と衰退」となっています。つまり、普仏戦争から第二次世界大戦の間のヨーロッパ哲学は、ドイツを中心に展開し、それ以後はアメリカやフランスに哲学の中心が移ったという哲学史の捉え方が明確に出ています。
Beaneyはドイツ哲学という呼称は、同時代のドイツの哲学を指すのではなく、ギリシア哲学がそうであるように、過去にドイツ文化圏で行われた哲学を指すものになっていくだろうと書いています。