論文

 友達の論文もいよいよ佳境に入ってきました。今日はドイツ語の引用部分についての読み合わせ。
 外国語の文章を翻訳して引用する時のミスにはいくつかのパターンがあるようです(なお、翻訳しないで引用する人がいると順番に崖から突き落としていきたくなります)。

 一番多いのは、脚注に引用された外国語のスペルミスです。これはなかなかなくなりません。でもいまは大概の言語に関してはスペルチェックが使えるので問題ないでしょう。
 
 翻訳自体の問題としては、単語を落として翻訳してしまうこと。これはけっこう多いです。簡単な単語を落としてしまうようです。
 次が構文の取り違え。これは数は少ないですが、時々起こります。しかも起こると致命的なので要注意。
 あと訳語の統一。今日は einsehen という単語にあてられている訳語が統一されているかどうかでもめていました。
 ごくまれに一文丸ごとといったレベルでの訳し抜けもおこります。これは気がつかないと論文が崩壊するので危ない。