研究史への位置づけ

 修士論文完成までブログの一般公開を控えられているid:love-joyさんですが、昨日の日記は本当にすばらしかったと思います。

 あれが足りないとかこの点はアナクロニズム(時代錯誤)だとかいうありがちな先行研究批判ではなく、自分が学問的に多くを負っている先達によって成し遂げられたもののいわば「核」の部分を引き受けた上で、さらに先へと進んでいこうとされています。

 私もあのようなしっかりとした自省作業を行いたいとは思うのですが、残念ながらまだまだです。