リプシウスの『概要』にはソクラテスからはじまる哲学者たちの系譜図がのっかっています。
小さくて見にくいですけど、ソクラテスがちゃんと一番上にありますよね。その下にプラトン、アンティステネス、キュニコス学派なんかが続いています(見えませんけど)。
ところでリプシウスはどうやらピュタゴラス派をとても高く評価していたようです。
おお、偉大な人、能力と判断力に優れた人!
私には他の学派や他の著者たち(ストア派も除外はしない)がピュタゴラス派以上に分別や知恵へと向かったことはないように思われるのだ。