修士論文

 今日は人の修士論文を読んでいます。

→結局深夜まで議論することになりました。残された時間は少ないものの、これから序文と結論を組み立てて行くための方向性は見出せたと思います。

 調査段階は別にして、調査したことの意味を明確に出す段階では、他人と議論するのはとても大切だと思いました。他人と議論しないと、そもそも自分が何を論じたいのかが明確にならないものです。

 今日議論した人にしても、その人が執筆の方向性を見出せたのは相談相手の私が何か的確なアドバイスをすることができたからではなく、議論をしているうちに本人の頭の中で自分が調べたことの要点が浮かび上がってきたからです。

 ただこういう成果を出すためには一読して簡単なコメントを付けるのではなく、何時間もかけてじっくり議論する必要があります。教育に割ける時間が少ない現状の大学ではこれは実現困難でしょうか。