迂回

 混交について地に足をつけた議論をするためには、まずは発生論をしっかりと押さえる必要がありそうです。というのも、スカリゲルは時として混交と発生の区別をあいまいにして議論を行うからです。それなのに、混交と発生を混同しているとカルダーノを批判しているのはこの人らしいというか…。

 とりあえず混交をやるにしても発生をやるにしても、まずは『動物部分論』第2巻と『気象論』第4巻を読まないといけません。明日はそれに充てよう。