日本学術振興会に出すことになる書類（PD申請）を東京外国語大学に提出してきました。いや、疲れました。何しろ1万4千字もあります。この長さは論文一本分ですよ。
そして吉本秀之先生の研究にはじめてお邪魔しました。ご本人が日記で書かれていることから想像されるほどには散らかっていませんでした。普段高橋英海さんの部屋を見慣れている私からすると、むしろとても整理された研究室に見えないこともない。
書類提出後は吉本先生のゼミでベーコンについて議論。ベーコンが神学と哲学を新しく定義しなおしたことが、彼が「自然の法」という考えを導入することを可能にしたのではないかということに、議論をしているうちに思い至りました。この点を出発点に、自然神学、自然学、自然誌、倫理学を貫く太い線を抽出できるような気がします。
ゼミ終了後は東京大学の駒場キャンパスの研究室でメールを打ったり、中山茂先生のブログをまとめ読みしたりしていました。
明日から本格的に研究に復帰します。まずはブランクの論文を読まないと。
