こちらもIsisの書評から。
Geology and Religion: A History of Harmony and Hostility (Geological Society Special Publications)
- 作者: Martina Kolbl-Ebert
- 出版社/メーカー: Geological Society Pub House
- 発売日: 2009/05/15
- メディア: ハードカバー
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32の論文を含み、時代的にも地理的にも非常に後半にわたってカバーしている論文集のようです。特にRichard Petersの現代のファンダメンタリズムについての研究が面白そう。ファンダメンタリズムの人々が信じる創造説というのが定義上進化論を否定し、「創世記」を字義通り解釈するものであるという広く広まった前提を掘り崩すような作品のようです。ちなみにかのラドウィックは19世紀の欧州での「洪水」の問題について論じています。