グラフトン『カルダーノのコスモス』再読

 昨日と今日でグラフトンの『カルダーノのコスモス:ルネサンス占星術師』を再読しました。この本のハイライトはカルダーノプトレマイオス解釈を扱った第8章と、カルダーノ思想における占星術・夢占い・自然魔術を比較検討した第9章にありますね。今から手に取る人は第1章の次はいきなり第8章に飛んでもいいかもしれません。正直前半部分には退屈な箇所も多いのです。