今年の夏は、ギリシア悲劇*1の読書会があって、エウリピデスの『メーデイア』を扱います。僕もギリシア語はほとんど読めないのに参加するのですが、主催者の人は古典学者(の卵)なので、一回に200行は読みたいとか言ってます。でもそんなに進まないですよねぇ(と願いたい)。
テキストは
Euripides' Fabulae (Oxford Classical Texts)
- 作者: J. Diggle
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- 発売日: 1984/08/09
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Euripides: Medea (Cambridge Greek and Latin Classics)
- 作者: Euripides,Donald J. Mastronarde
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- 作者: P. Sharratt,P. G. Walsh
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訳した人はジョージ・ブキャナン (Goerge Buchanan 1506-1582) というスコットランドの人で、他にも同じエウリピデスの『アルケスティス』という作品を翻訳しています。当代一のラティニストとして知られ、自ら演劇も書いているようです。
http://www.clanstirling.org/Main/lib/photos/GeorgeBuchanan-1840sPrint.html
↑ブキャナンはこんな顔。