Teaching of Creationism Is Endorsed in New Survey - New York Times

http://www.nytimes.com/2005/08/31/national/31religion.html?ex=1283140800&en=39489e707718912f&ei=5088&partner=rssnyt&emc=rss
 アメリカでの進化論をめぐる論争についてですが、世論調査の結果が出ました。7月7日から17日にかけて2000人を対象にした調査です。
 創造説を支持する人が42%おり、64%の人が創造説を教えることに肯定的だそうです。
 進化論を認める人でも、18%の人は進化はなんらかの至高の存在に導かれて起こったと(つまり自然淘汰ではなく)考えているとのことです。
 この結果に対して

John C. Green, a senior fellow at the Pew Forum, said he was surprised to see that teaching both evolution and creationism was favored not only by conservative Christians, but also by majorities of secular respondents, liberal Democrats and those who accept the theory of natural selection. Mr. Green called it a reflection of "American pragmatism."

というコメントが出ています。進化論を学校で教えることが、宗教的な保守派だけでなく、リベラルな民主党支持者や自然淘汰を受け入れている人々にも支持されているのは驚きだ、ということです。
 なお、ゲイやレズビアンに対して強い反発を持っている人は15%で下降傾向にあるようです(これは前述の進化論に関するものとは別の調査から出た結果です)。

 この進化論の問題に関しては、28日付でhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050828-00000009-san-intという記事が産経新聞に出ています。