ヴォルテールの伝記

こんなヴォルテールの伝記を図書館で借りてきました。

ヴォルテール (叢書・ウニベルシタス)

ヴォルテール (叢書・ウニベルシタス)

この伝記の著者であるエイヤーという人、フランス文学や哲学の専門家ではなくて、「論理実証主義の唱道者」だそうです(あとがきによれば)。この人が書いた本として
言語・真理・論理

言語・真理・論理

がというものがあるそうです。なんとこれを出版したのは25歳のとき!しかし25歳の青年(おじさん?)が自分の本のタイトルに『言語、真理、論理』とつけてしまふとは…。このとほうもない題名の本は「20世紀で最も有名な哲学書の一冊」らしいです。
 そんなエイヤーさんが書いたヴォルテールの伝記、ちょっと読んだ限りでは、出来はよくなさそうです。これよりも先に訳すべき伝記があるんじゃないかと思わずにはいられません。エイヤーさんが有名だから他の伝記よりも売れるだろう、というもくろみがあったのだと思いますけど・・・。
 しかしエイヤーさん、売り上げに貢献するほど有名なのかなぁ。

 と思ったらこんなに著作が訳されている…

ウィトゲンシュタイン

ウィトゲンシュタイン

トマス・ペイン―社会思想家の生涯 (叢書・ウニベルシタス)

トマス・ペイン―社会思想家の生涯 (叢書・ウニベルシタス)

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