ウェルギリウス

　他所でも宣伝したのですが、ホースファールによる『アエネーイス』第3歌への注釈書が来年でるようです。

Virgil, Aeneid 3: A Commentary (Mnemosyne, Bibliotheca Classica Batava Supplementum)

この人はこれまでにも

Virgil, Aeneid 7: A Commentary (Mnemosyne, Bibliotheca Classica Batava Supplementum)

Virgil, Aeneid II: A Commentary (Mnemosyne, Bibliotheca Classica Batava Supplementum)

という二冊の注釈書を出していて、一応ウェルギリウス研究では知らない人はいないという人になっています。といっても、既刊の注釈書を実際に手にとって読んでみると、英語が難しすぎて意味が分からないのですよね。イギリス人の先生に聞いたら、確かに面白い英語を書く、とかいっていたような気がします。
　7, 11, 3ときたので、たぶん次は5ですね。もしかしたら8になるかもしれないですけど。1, 2, 4, 6, 10はしっかりとした注釈書がありますし、12はケンブリッジ大学の教員がもうすぐ出すと予告しているので、これらは避けるんじゃないかなぁ。