ガッサンディ

小林 忠秀 (1980) ガッサンディの霊魂論 1」 白山哲学』 14: 1-22; 「ガッサンディの霊魂論 2」 白山哲学』 15: 46-66.

 これ、たぶん読んだ人は数えるほどしかいないと思いますけど、勉強になるいい論文でした。内容的にはガッサンディの霊魂論の部分を要約しているだけなので、今となってはもはやあまり価値はないかもしれません。でも実際に書かれた26年前に、これをいろいろ手直しした上で英語にして投稿したらアクセプトされたかもしれません。この人は他にもガッサンディの時空論について一本書いているのですが、それでガッサンディについては打ち止めになってしまったようです。残念。