ゼンネルト

 僕の勉強不足のせいでそう思えるのかもしれませんが、それにしてもゼンネルトという人は変なことを言っているような気がします。ニューマンの述べていることを信用するならば、ゼンネルトは「実体形相が、オカルト因を通して、原子の離散集合の作用因の役割を果たしている」ということを言っているらしい。
 この点については

Emiliy Michael, "Sennert's Sea Change; Atoms and Causes," in Late Medieval and Early Modern Corpuscular Matter Theories (Leiden: Brill, 2001): 331-363.

が詳しいらしいです。って手元にあるのに読んでいないとは(涙)。ちゃんと読みます。