解説:先行するヨーロッパの携帯電話OS事情 1. 世界の携帯電話事情 - @IT

 少し古い記事ですが、ヨーロッパと日本の携帯電話事情について。

 〔日本の携帯会社のシェアが世界的に低いのは〕日本の第2世代(2G)の携帯電話がPDC(Personal Digital Cellular)方式であり、ヨーロッパやアジアを中心に百カ国以上が採用するGSM(Global System for Mobile Communications)方式と異なるためだ。
(中略)
 ヨーロッパの携帯電話はGSM方式が主流であり、世界の百カ国以上で利用可能だ。
(中略)
 さて、世界に先駆けて3G携帯電話サービスを開始した日本だが、現時点ではNTTドコモFOMAを含めて、海外で利用することができない。海外でも利用可能なのは、唯一、auKDDI)のCDMA方式を採用する機種の一部だけである。現在多数を占めるPDC方式は海外では利用できず、海外からみると日本と韓国だけがGSM方式がまったく使えない国となっている。