松浪健四郎議員の日記を見て驚いた

 すでに古い話なのですが、きっこの日記に引用されている松浪健四郎議員の日記を見て驚きました。

http://www.kenshirou.com/top.htm

 12月22日付けの「師走」と題された日記の一節です。

 自民党大阪府連所属議員と知事および市長との懇談会も行なわれた。

 19年度予算は、比較的自治体に歓迎されるものとなっている関係でか、全員ともにニコニコ顔。

 交付金にしても各事業につけられる補助金も満額。

 財政難に苦しむ首長にとっては、安倍内閣サマサマであろう。これも好景気のおかげだ。

 くわえて、来年は参院選挙、各自治体も与党を応援せねばならないように追い込む予算。

 民主党や野党を応援するとなると、しっぺ返しがあると理解せねばならない・・・。

 うーん。すごい。

 そりゃそういうことを与党がしているかもしれないっていうのはみんな分かってますけど、公の場で代議士が書いちゃったらまずいんじゃないでしょうか。しかもご丁寧にPDFヴァージョンまで用意されていて簡単に保存ができてしまう。

 ちなみに同じ日の日記に次のような記述があります。

 本間税調会長の辞任が伝えられた。

 週刊誌でプライベートな問題を伝えられ、45日で辞任した。

 遅すぎた感じがした。大阪大学大学院教授で税に関しては貴重な人だったのに残念だ。

 公職に就く者は、週刊誌ネタを与えないように注意しなければならない時代である。

 その厳しさを私も幾度も学んだ。

 ほんとに学んだんですかね。というかそんなことを幾度も学ばれてもなぁ

 とにかく、この日記が誰の点検も経ることなく松浪議員自身の肉声を伝えてくれていることは確かです。

 ちなみに松浪議員、本も出版されています。

折々の人類学

折々の人類学

 買ってみようかな…。