修士論文検討会

 昨日と今日は研究室の修士論文検討会でした。博士課程の学生が修士2年生の論文にアドバイスをする企画です。この検討会を企画するために同期の人と交わしたメールを数えたら実に80通にのぼりました。

 そうやってそれなりに入念に準備したつもりですけど、なかなか連絡に対して返事をくれない人がいたり、前日や当日に発表をキャンセルする人がでたりで、検討会としては成功とはいいがたかったかな。発表してくれた人については多少有益なアドバイスができたかとも思えるのですけど。それでも一人一時間強の検討時間ではおのずから限界が。

 調べたことの羅列にとどまっているものをどういう技術(アルス)で作品の形にまでもっていくのか。残された時間をにらんでどの部分に優先的に取り組むのか。記述が上滑りになっている箇所をどう修正するのか。

 よく考えたらこういう課題の一つ一つがまさに自分に課せられているわけです。