スカリゲルとゼンネルト

 ゼンネルトのThirteen books of natural philosophy (London, 1660)の中でスカリゲルがどう用いられているかを調べています.なかなか面白い展開になっています.ゼンネルトはスカリゲルをザバレッラやシェキウスと組み合わせて議論を作っています.あとゼンネルトはスカリゲル自身を理解するのにも役に立ちます.たとえば,第五元素についてこれまで私が見落としていた点を『演習』から引いてくれていて有用です.