- 『古代の解釈者たちによるプラトンの「ティマイオス」における世界の成立』 Baltes, Matthias. Die Weltentstehung des Platonischen Timaios nach den antiken Interpreten. 2 vols. Leiden: Brill, 1976-78.
プロティノスまでの『ティマイオス』解釈を扱った研究書です。世界の生成をめぐる『ティマイオス』での議論が、さまざまな論者によってどのように解釈されてきたかが検証されています。
扱われているのは以下の人たちです。
- アリストテレス
- スペウシッポス
- クセノクラテス
- テオフラストス
- エウデモス
- テオドロス
- エピクロス、エピクロス主義者
- キケロ
- アエティオス『哲学者たちの自然学説誌』1.7
- フィロン
- プルタルコス
- アッティコス
- ハルポクラティオン
- ガレノス
- ヒッポリュトス
- 擬ガレノス
- ヌメニオス
- ディオゲネス・ラエルティオス第3巻67節以下に現れる学説
- アフロディシアスのアレクサンドロス
- クラントル
- アレクサンドリアのエウドロス
- 擬ティマイオス
- フィロンに現れる匿名の著者
- アテナイのアンモニウス
- アエティオス
- アルビノス
- アプレイウス
- セヴェルス
- タウロス
- フィロポノス、プロクロスに現れる匿名の著者
- ケルソス
- プロティノス
- ポルフュリオス
- イアンブリコス
- カルキディウス
- マクロビウス
- シリアノス
- ヒエロクレス
書評
- Journal of Hellenic Studies 103 (1983): 182-83.
- Review of Metaphysics 36 (1983): 914-15.
- Gnomon 54 (1982): 254-58.
- Classical Review 29 (1979): 316.
- Journal of Hellenic Studies 99 (1979): 191-92.