ベーコン研究その16

 苦しみながらようやく結論を書きました.あとはさらに書くのがつらい序文です.その準備のために,ベーコンの自然学と神学との関係に関するケンブリッジコンパニオンの項目に目を通しました.ベーコンの哲学を「神性が駆逐されているにもかかわらず,奇妙なほどに敬虔な」と形容しているのがおもしろかったです.

 この項目によるとどうやら次の本が基本文献のようです.

科学と宗教 合理的自然観のパラドクス

科学と宗教 合理的自然観のパラドクス

 これは読んだことはあるのですけど,ベーコンについて何が書かれているかについてはすっかり忘れています.明日図書館で確認する予定です.