トマス・アクィナス、『神学大全』を読む

 スカリゲルの論述を理解するために、トマス・アクィナスの『神学大全』を少し読みました。彼はアリストテレスの質料形相論の体系の中に何とか天使を位置づけようとしています。ただこういう調査を実際の記述に反映させられるかどうかはまだ不透明です。

 といいつつ、今日もスカリゲルの議論を1節分まとめました。まだ十分に練られていない記述を積み重ねていくのはストレスがたまることではあるのですけど、仕方ありません。