第2のフィチーノ論集
- 作者: Stephen Clucas,Peter J. Forshaw,Valery Rees
- 出版社/メーカー: Brill Academic Pub
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: ハードカバー
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マルシリオ・フィチーノに関する大型論集の第2弾がいよいよ発売されるようです。題して『プラトン主義哲学者の誉れ:マルシリオ・フィチーノとその影響』。なんとあのジョン・ディロンまでもが寄稿しています。その他にも注目の論考が目白押しで、今後ルネサンス哲学を語る上での必須アイテムになるものと思われます。
内容は以下の通りです。
- マルシリオ・フィチーノの哲学」PART I: THE PHILOSOPHY OF MARSILIO FICINO
- 「『あなたをほめたたえるためにどこに目を向けるべきか』:フィチーノの著作における賞賛という側面」‘Quo vertam oculos ut te laudem?’ Aspects of Praise in Ficino’s Writing, Valery Rees
- 「ピコとフィチーノの最初の論争」The First Pico-Ficino Controversy, Unn Irene Aasdalen
- 「『そして近年にはプレトンが』:フィチーノによるゲルギオス・ゲミストス・プレトンと彼の理性的宗教の賞賛について」‘Et nuper Plethon’ — Ficino’s Praise of Georgios Gemistos Plethon and his Rational Religion, Paul Richard Blum
- 「マルシリオ・フィチーノの影響」PART II: THE INFLUENCE OF MARSILIO FICINO
- 「弁論として研究されること:ピコの書簡の読者。古代と現代」Studied as an Oration: Readers of Pico’s letters, Ancient and Modern, Brian Copenhaver
- 「マルシリオ・フィチーノと化学の技術」Marsilio Ficino and the Chemical Art, Peter J. Forshaw
- 「ヘンリー・モアの霊魂の不死性についての議論へのフィチーノの影響」Ficinian Influence on Henry More’s Arguments for the Soul’s Immortality, David Leech