キケロー新刊

　キケローの新刊がたくさんでます。〔でもよく見たら発売はだいぶ先のものばかりでした。〕

M. Tullius Ciceronis: De Re Pvblica, De Legibvs, Cato Maior De Senectvte, Laelivs De Amicitia (Oxford Classical Texts)

　『国家について』、『法律について』、『大カトー（老年について）』、『ラエリウス（友情について）』が収録されています（予約しました）。著者は『大カトー』や『ラエリウス』についての注釈書を書いている人です。当初の予定では2000年に出ることになっていたらしいですけど…。
　新しくオックスフォードから出されているキケロー哲学書シリーズは、これで『善と悪の究極について』、『義務について』と上で挙げた作品まで出たことになります。
　できることなら『神々の本姓本性について』をはやくだしてほしいところですが。。。〔誤字を訂正しました…〕

Cicero on Divination: De Divinatione (Clarendon Ancient History Series)

　これはよく見ると11月発売でだいぶ先です。『占いについて』の注釈書です。Pease（webcat情報）以来の本格的なものなのでしょうか。

Topica (Oxford Classical Monographs)

　トピカへの注釈書。これも10月末。2004年に出されたもののペーパーバック版です。2年前なら間違いなく買っていたと思いますけど、今となってはなあ。

Cicero, Catilinarians: Text And Commentary (American Philological Association Classical Resources Series)

　カティリーナ弾劾への注釈書です。でも240ページしかないので多分本格的なものではありません。