キルヒャー、ガッサンディ

 ガッサンディが『哲学集成』で述べていることと、キルヒャーが『磁石』で述べていることの対応関係を調べています。『磁石』は1000ページもあるので、調べるのが非常に面倒です。索引を使ってあたりをつけつつ、ラテン語を読んでいます。
 キルヒャーガッサンディに送った書簡もいくつか読みましたけど、あまり収穫はありませんでした。ただキルヒャーロバート・フラッドを書簡中で攻撃しているのが面白かったです。あいつは迷信じみたことばかりいってけしからんとかなんとか。フラッドの『モーセの哲学』は『磁石』中でも取り上げられ批判の対象になっているようですが、ちゃんと読んではいません。この辺も掘れば何か出るのかなぁ。