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　今日のゼミは立正大学で専任講師をされている岩田圭一氏をお招きして、岩田氏の新作論文の検討を行うというものでした。氏が論文で扱っている内容が、授業の内容とちょうど重なっていて議論も盛り上がりました。

　ちなみに著者の岩田圭一氏は

• 岩田圭一、「アリストテレスの実体論における「本質」と「形相」 ――『形而上学』ZH巻の構造と「質料」の問題――」、東京大学博士論文、2001年。

で博士号を取っておられます。

　またid:prokoptonさんからも論文と発表原稿をいただきました。ありがとうございます

• 近藤智彦、「キケロ『運命について』における論理的決定論と因果的決定論の分離―カルネアデスの議論―」、2006年「フィロロギカ」発表原稿。

• 近藤智彦、「エピクロス派ディオゲニアノスによるストア派クリュシッポスの運命論に対する批判―『運命について』断片（エウセビオス『福音の準備』IV.3, VI.8）解説・翻訳―」、『麗澤大学紀要』 82、2006年、319-347。

　タイトル長いですねぇ（汗）。