高校の履修不足問題は、世界史の必修化が契機となって側面があるようです。そういえば世界史は必修科目でした。

 世界史が必修となっていることについては、むしろ日本史を必修にするべきだといった意見もあるようです(自国の歴史を知らずに他国の歴史が学べるのか)。個人的には、日本で教えられている世界史は、西洋の歴史、中国の歴史、イスラム世界、その他いろいろがバランスよく入っていてよくできていると思うんですよね。教科書に書いてあることを高校時代につめ込んでおく価値はあると思います。

 個人的には律令制度・荘園制度の仕組み、不平等条約改正の過程についてひたすら考えなければならなかった日本史向けの勉強の方がつらかった…。

 そういえば、当時は二次試験を世界史・日本史の組み合わせで受けるより、世界史・地理の組み合わせで受ける方が有利だという噂がはびこっていて、日本史よりも地理を選択していた人の方が多かったです。