- Charles B. Schmitt, Aristotle and the Renaissance (Cambridge, MA: Harvard University Press, 1983), 89-109.
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- 「折衷主義的アリストテレス主義」と題された章.
- プラトン主義ほどではないにせよ,ルネサンスのアリストテレス主義は折衷主義的であった.
- アリストテレス主義は常に折衷的であった(e.g. テオフラストゥス,ギリシア人註釈家〔多くはプラトン主義者〕,トマス・アクィナス).
- 古代神学を認めるアリストテレス主義者たちが多くいた.ヘルメス文書への高い評価も見られた.
- Pomponazzi, Nifo, Achillini, Zimaraの4人のアリストテレス主義者.ギリシア人註釈家,アヴェロエス主義,人文主義などの思想潮流がアリストテレス主義に反映される.
- 新たな知識のアリストテレス主義への導入が盛んになる(e.g. イエズス会).
- 決め台詞「実際,本当に数少ない例外を除けば,ルネサンスの哲学者と科学者のすべてが折衷的であった」.