giardiniereさん情報です。バッソンの『反アリストテレス自然学』のリプリントがOlschki書店から出されたとのこと。ちなみに同じ著作の同じ版がすでにグーグルブック検索でアップされています。
こちらはその約30年後に出された別の版。
このような状況なので、引用、言及箇所の確定や、索引の添付、ないしは複数の版を校合した校訂をしていない限りは、リプリントの価値は序文だけということになります。ただグーグルに挙げられている古いほうの版の印字はところどころ読み取りにくいので、そのあたりが改善されているのならリプリントにも意味があるかもしれません。とはいえ、それも別の版（こちらは読み取りやすい）を見れば解決してしまう問題ではあります。
