ベーコン研究その4

 『古人の知恵についてDe sapientia veterum』の「パーン」、「天」、「プロテウス」、「クピド」の寓話を扱った章を読みました。神、摂理、質料、原子の持つ力、遠隔力、自然の目的性と自己保存といった論点がバラバラな形で現れています。他の著作も考慮しながら、これらの論点が全体としてどのような世界観を形成しているかを明らかにする必要があります。

 『古人の知恵について』と『原理と起源について』をとりあえず見たので、明日は『Valerius Terminus』に行きたいと思います。