ベーコン研究その2

  • Christoph Lüthy, "Matter and Microscopes in the 17th Century," (PhD. diss., Harvard University, 1995), 231-40.

 朝起きてすぐにリュティの博士論文の中で、ベーコンが顕微鏡観を扱った箇所を読みました。ベーコンが顕微鏡を高く評価しなかったのは、彼が重視する精気が不可視のものとして定義されており、いくら拡大しても見えるようにはならないと考えられていたからだとリュティは主張します。この他に原子論についても多少書かれているものの、昨日読んだManzo以上の情報はなしと。