クィンティリアヌス - 『弁論家の教育』第6巻

 今日は朝の9時から夜の8時30分までひたすらラテン語とその日本語訳をにらんでいました。題材はクィンティリアヌス『弁論家の教育』第6巻の日本語訳草稿です。第5巻、8巻と合わせて来年中に京都大学会の西洋古典叢書の中の一冊として発売される予定のようです。

 いやぁ、翻訳というのは大変な作業ですね。ちゃんと準備された草稿にコメントしていくというやり方をとったにもかかわらず、標準的な校訂本で10ページ程度進んだところで力尽きてしまいました。11時間以上かけたのに。

 第6巻全体を見るためには、今日のような日をあと5回ほど儲けなければなりません。がんばります。

参考資料

弁論家の教育〈1〉 (西洋古典叢書)

弁論家の教育〈1〉 (西洋古典叢書)

弁論家の教育〈2〉 (西洋古典叢書)

弁論家の教育〈2〉 (西洋古典叢書)

  • 吉田俊一郎、「クィンティリアーヌスの審議弁論に関する理論について」、『西洋古典学研究』、54(2006年)、64-75頁。