- 作者: スーザン・ブラックモア,筒井晴香,信原幸弘,西堤優
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらは入門書の翻訳です。解説に著者紹介を付けて欲しかった。ググれってことでしょうかね。
現代科学と哲学に残された最大の謎「意識」。リベットの実験を初めとするさまざまな科学的知見によって、意識に関する従来の考え方は近年大きな変更を迫られている。「意識」とは、われわれが必然的に抱いてしまう錯覚なのか? 脳科学・認知科学の最新成果を踏まえて「意識」や「自我」に関する基礎的・哲学的問題を平易に解説する。
リベットの実験をはじめ、近年めざましく発達した脳科学・認知科学の成果を踏まえて、古代から哲学者や思想家を悩ましてきた「意識」や「自我」に関する基礎的・哲学的問題をわかりやすく解説する。
共感覚についての記述もあります。
大人で共感覚を持つ人は200人に1人程度である。共感覚は遺伝的なものであり、女性と左利きの人に多く見られる。共感覚者は、記憶力が優れているが、数学が苦手で、空間的な能力も劣っている。詩人や作家、芸術家には共感覚者がとりわけ多く見られる。