コペルニクス

コペルニクス・天球回転論

コペルニクス・天球回転論

 この本の解説部分を読みました。非常によく書けている上にとても分かりやすいです。エカントというものがどういうものかをはじめて理解しました(涙)。

解説・コペルニクスと革命
1. はじめに
2. コペルニクス以前の天文学 1. ギリシアとローマの世界
2.1. 同心天球説
2.2. 同円-周転円説
2.3. 地球の不動性:ギリシアの地動説に抗して
2.4. アリストテレスの自然学
3. コペルニクス以前の天文学 2. アラビアとヨーロッパの世界
3.1. アラビア世界の天文学
3.2. ヨーロッパ世界の天文学:中世からルネサンス
4. コペルニクスの生涯と著作
5. コペルニクス天文学地球中心説から太陽中心説
5.1. 理論的革新の動機
5.2. 理論的革新への道筋
5.3. 太陽中心説の革新性と問題性
6. コペルニクス説の受容と変容の過程
6.1. オジアンダー路線:太陽中心説道具主義的理解の浸透
6.2. 実在主義的太陽中心説への反動:新しいタイプの地球中心説の出現
6.3. コペルニクス路線:太陽中心説の実在主義的理解の浸透