- 作者: コペルニクス,高橋憲一
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1993/12/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この本の解説部分を読みました。非常によく書けている上にとても分かりやすいです。エカントというものがどういうものかをはじめて理解しました(涙)。
解説・コペルニクスと革命
1. はじめに
2. コペルニクス以前の天文学 1. ギリシアとローマの世界
2.1. 同心天球説
2.2. 同円-周転円説
2.3. 地球の不動性:ギリシアの地動説に抗して
2.4. アリストテレスの自然学
3. コペルニクス以前の天文学 2. アラビアとヨーロッパの世界
3.1. アラビア世界の天文学
3.2. ヨーロッパ世界の天文学:中世からルネサンスへ
4. コペルニクスの生涯と著作
5. コペルニクスの天文学:地球中心説から太陽中心説へ
5.1. 理論的革新の動機
5.2. 理論的革新への道筋
5.3. 太陽中心説の革新性と問題性
6. コペルニクス説の受容と変容の過程
6.1. オジアンダー路線:太陽中心説の道具主義的理解の浸透
6.2. 実在主義的太陽中心説への反動:新しいタイプの地球中心説の出現
6.3. コペルニクス路線:太陽中心説の実在主義的理解の浸透