「〜かしら」、「〜なのよ」、「〜わよ」というような言葉づかいを実際にしている女性をほとんど見たことがないということが昨日友達とのあいだで話題になりました。
そこで女ことばといわれるものがどういう経緯で成立したかについて調べた文献があるかと思って探してみたところ、かなり研究の蓄積があることが分かりました。たとえば下記のものがあるようです。ただ私は一つも読んだことはありません。よく使う大学図書館にも所蔵されていないものばかりで困った。
- 作者: 遠藤織枝
- 出版社/メーカー: 学陽書房
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- 作者: 高橋巌
- 出版社/メーカー: 高文堂出版社
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- 作者: 遠藤織枝
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- 作者: 中村桃子
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また
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この他にも佐竹久仁子、「『女ことば/男ことば』規範の形成--明治期若年者向け雑誌から」が参考になるかもしれません(参照)。