書評本 - デュシェーヌ

 デュシェーヌを扱った章(267-294)を読みました。序ではセヴェリヌスの種子の理論をデュシェーヌがどう受容したかを解明するとあるものの、中身はデュシェーヌの世界観全体を扱った本格的なものです。この人もセヴェリヌスと同じく特殊なヒポクラテス解釈をしていて興味深い(290-1)。