- 『ラテン世界のアリストテレス注解第5巻：二次文献表』Charles H. Lohr, Latin Aristotle Commentaries V: Bibliography of Secondary Literature (Florence: Olschki, 2005).
届きました。全体は3部に分かれています。1) アリストテレスの著作の翻訳とその影響史についての文献。2) 中世の注解者についての文献。3) ルネサンス（1500-1650）に書かれた注解者についての文献。さすがに40年にわたる研究で調べ上げた文献がまとめてあるだけあって、かなりかつてないほど網羅的なリストが作られています。
ただ索引の類はついていないので、細かいテーマごとに文献を探すためにはスキャンしてOCRをかける必要がありそうです。なおシュミットのように著者自身の視点からの研究史の整理を行うということはされていません。
