2006-05-13から1日間の記事一覧

Physiologia文献

最近隠れて読ませてもらっていたHさんの日記に、リプシウスの Physiologia 関係の最新文献が挙げられています(どうもありがとうございます)。http://www.geocities.jp/bhermes001/bookplan.htmlの2006年5月13日付けの箇所を参照してください。 3つ挙げら…

『日本という国』

日本という国 (よりみちパン!セ)作者: 小熊英二出版社/メーカー: 理論社発売日: 2006/04メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 441回この商品を含むブログ (160件) を見る 読みました。 ところでこの理論社っていう出版社、名前は左翼系のあやしい出版社を連…

リプシウスについて:日本語文献、全集、ストア主義関係

リプシウスについて日本語で読めるものは僕が知っている範囲では次の3つです。 山内進 『新ストア主義の国家哲学: ユストゥス・リプシウスと初期近代ヨーロッパ』 (千倉書房, 1985). 自然学については書かれていません。 チャールズ・B・シュミット, ブライ…

リプシウスとガッサンディ その2

H 『これは潜在的に良い問題だと思いますし、大きなリアクションが来たので僕も嬉しいです。ガッサンディが直接にキケロを使ったにしても、リプシウス経由の 解釈(プラトン主義に感染したストア哲学)をヒントにしていることもあるだろうと予測しています。…