『善と悪の究極について』

 キケローの『善と悪の究極について』という哲学書を読みはじめました。この本自体それほど有名ではないので、ちょっとした説明をしなければならないのですが、とりあえず本日のところは、僕が使っている翻訳、テキストを挙げておこうと思います。



キケロー選集〈10〉哲学III―善と悪の究極について

キケロー選集〈10〉哲学III―善と悪の究極について

翻訳はもちろん岩波のキケロー選集を使っています。

De Finibus Bonorum Et Malorumlibri Quinque: Recognovit Brevique Adnotatione Critica Instruxit (Oxford Classical Texts)

De Finibus Bonorum Et Malorumlibri Quinque: Recognovit Brevique Adnotatione Critica Instruxit (Oxford Classical Texts)

一方、校訂されたテキストとしては、このReynoldsのものが標準なのですが、手元にもなく値段も高いので(しかも誤植も多いといいます)、現時点では使っていません。

Ueber das hoechste Gut und das groesste Uebel / De finibus bonorum et malorum

Ueber das hoechste Gut und das groesste Uebel / De finibus bonorum et malorum

代わりにこのレクラム文庫版を使用しています。