研究社、『羅和辞典』が改訂されるようです

 研究社のラテン語辞典の改定版が出されるそうです。今売られているものは、田中秀央によって編集されたもので、初版が1952年に、増補改訂版が66年に出ています。今回のものは、この田中辞典に水谷智洋氏がさらに改訂を加えたものになるようです。

 現在総ページ数730程度のものが、改訂によって900頁になるそうなので、かなり分厚くなりますね。例文も多少は充実するのでしょうか。残念なのはページ数の増加に伴って値段は少し高くなっている点です。とはいえ、これからラテン語を勉強しようと考えている人には必須の辞典ですね。

 いやぁ、田中秀央の『羅和辞典』は本当に出来がいいんですよ。私、今だに毎日使っています。