minima naturalia研究その2

 今日はマクリーンの論文を読んだ後は、頑張ってミニマ理論を取り上げていた箇所に食いついていました。難しいです。頭がねじきれるほど考えても分からない部分が出てきます。

 スカリゲルによれば、ミニマは固定した形を持ちません。というのも、もし固定した形状を持ってしまえば球状の物体の周りをミニマが隙間なく囲むことができなくなるからです。もし囲むことができないなら、自然中に真空を認める必要が出てきます。しかし真空の存在を認めることはできません。

 ミニマの形状が固定化されていないということから、スカリゲルはミニマ自体が膨張したり収縮したりすることができると考えます。そのため、あるミニマの集合が希薄化するためには、必ずしも各ミニマ間に空気が入る必要はなくなります。

 …うーん、このまとめでいいのかな。間違っている気もする。