本格小説

 

本格小説(上) (新潮文庫)

本格小説(上) (新潮文庫)

この小説、とにかく最初の方は話がアメリカで進むために、会話のはしばしに英語が登場します。

さあ、それはわかんないけど、でも相変わらず独身なんですってさ。I'd say it's almost criminal. So rich and so handsome and to be forever so available....

こんな感じです。最近は、英語やらラテン語やらドイツ語やらを、本文の方にどんどん入れる(日本語で書かれた)論文や文章に、無意味に敵意を抱いているで、あまりいい印象は受けないのですが・・・。でも小説ですからね。
 小説の中に出てくる日本語の文体はけっこう好きです。]